山梨赤十字病院(2017年5月)

山梨赤十字病院

yamanashiimage01山梨赤十字病院は、富士山の北麓に建ち、富士箱根伊豆国立公園内にあります。地域の基幹病院として2次救急医療、周産期医療を担っています。地域の関係職種と連携を図り、地域住民の健康が守れる医療が提供できる病院を目指しています。当院には3名の認定看護師がおり、それぞれの専門分野で専門的知識や技術を活かし、院内外で活躍しております。

 

 

認定看護師の紹介

専門領域 認定看護師 活動紹介
認知症看護 乙顔正美
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認知症のある方が入院すると、慣れない環境や身体疾患の症状の影響も加わり、認知症の症状が悪化したり、混乱したりすることがあります。そんな時、認知症のある方の思いを考え、不安を軽減し、環境を調整するようにサポートさせていただいております。

週一回「高齢者総合機能評価ラウンド」のチーム員として組織横断的に活動しています。認知症のある方をサポートできるよう院内の多職種とも連携し、認知症のある方の療養環境を調整しています。また、院内外で認知症の理解と認知症看護を深める活動も行っています。今後も一人ひとりの認知症のある方に寄り添い、安全で安心した入院生活を送り、生活の質を落とすことなく笑顔で元の生活の場に戻れるよう、多職種と連携しながら認知症のある方をサポートしていきたいと思っております。

緩和ケア 梶原 瞳
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私は急性期混合病棟に所属しながら、週1日全病棟の緩和ケアの必要な患者さんのラウンドをしています。忙しいなかではありますが、スタッフとともに症状緩和へのアセスメントやよりよい看護ケアを一緒に考えながら、患者さんやご家族がより安心したケアを提供できることを目標に看護実践を行っています。また何かできることはあるのではないかと悩み考えるスタッフの力にもなれるように、自責の念や無力感などの感情をほぐし話を聴き、一緒に考える時間をもつようにしています。緩和ケア認定看護師として、人間の持っている『生きる力』を信じ、支え、体や心の辛さに寄り添いながら、患者さんの人生や生活に目を配り、その人らしい生き方が最期までできるように、療養の環境を調整し患者さん自身や家族の思いを支えることを大切にしていきたいと考えています。
がん化学療法 渡辺亜紀 がんと闘う患者さんにとって、がん化学療法は命をつなぐための大切な治療です。患者さんにとってより効果のある薬剤が日々開発される一方で、副作用も多岐にわたり、苦痛や不安を感じながら病気と闘われている方も少なくありません。また、治療の場が入院から外来へ移行し、日常生活を送りながら治療を継続していく事が大切となります。

がん化学療法認定看護師として患者さんが、「病気と闘うために受ける」と決めた治療で、最大限の効果が得られるよう安心・安全・確実な投与を心がけています。患者さんの日常生活を考えながら、自分らしく治療前とできるだけ変わらない生活を送ることが出来るよう支えていきたいと思います。

小児救急看護 長田 栄子
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小児科・産婦人科病棟に所属し、チームスタッフとともに「子どもの最善の利益」を尊重した看護を実践しています。当院は東部・富士五湖地域の小児救急の二次輪番病院であり、入院する子どものほとんどが緊急入院です。そのため、入院する子どもの緊急度を判断し、対応できるチーム作りを目指し活動しています。また、近年社会問題となっている子どもの虐待に対して、助産師や小児科外来、MSWとともに地域の関係機関と連携を図りながら、ハイリスク家庭の支援を行っています。
感染管理 山本真紀 看護師長
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yamanashinintei_02感染管理認定看護師として、患者さんやその家族・病院で働く全ての職員を感染から守ることを目的に活動しています。具体的な活動として、感染に関する職員研修、感染症発生時の対応、マニュアルの作成・見直しなどを行っています。今後も、リンクナースと協力しながら、院内の感染対策に関する改善に取り組んでいます。
皮膚・排泄ケア 土屋あい
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yamanashinintei_04院内各部署を横断的に活動し、褥瘡(床ずれ)発生予防と早期治癒を目指したケア、皮膚にトラブルを生じやすい方へのスキンケアや、失禁(便や尿の漏れ)に伴い生じる問題に対してのケアを実践しています。皮膚や排泄に関連することは、患者さんの生活の基本となる部分です。患者さんと家族の方に快適な生活を送っていただけることを常に願い、患者さんを取り巻く様々な部署と連携をとりながら、質の高いケアを提供できるように支援していきたいと考えています。

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