赤十字の病院に関する Q&A

image01Q1. 病院間の異動は可能ですか?

A:異動を希望する病院に空きがあれば原則可能です。勤務した年数がそのまま次の施設にも引き継がれます。東部ブロック病院間で、短期間の研修も行っています。

Q2. 将来、災害救護に行きたいのですが。

A:就職後に、「救護看護師としての養成研修」を受けてから、救護班員として登録されます。救護班員は、災害救護演習に参加し実践力をつけておきます。その上で、日本の国内で災害があった場合は、現地で救護活動を行います。

Q3. 将来、海外救護に行きたいのですが。

A:英語検定準1級あるいはTOEIC730点、GTEC600点以上程度の英語力があり、赤十字社が行う必要な研修を受講した後、海外派遣要員として本社に登録されます。海外派遣には、英語力だけでなく、相応の臨床看護実践能力等が求められますので、十分な知識と技術、そして人間性が求められます。派遣は、全国の登録者からの選出ですので、どこの病院に在籍していても構いません。

image02Q4. 待遇は?

A:赤十字病院は、「日本赤十字社法」に基づく公的病院で、給与は国家公務員とほぼ同様です。

Q5. 福利厚生は?

A:赤十字全体で、「ベネフィット」に加入しています。冠婚葬祭や旅行、食事などのレジャーや生活全般にわたった幅広いサービスが充実しています。その他、各施設ごとに様々な福利厚生があります。

Q6. 結婚しても働けますか?

A:働けます。出産後の体制も整っています。保育所を開設している施設が多くあります。また育児休暇は最高3年まで取得することができます。平成21年8月より育児短時間制度が導入されて育児支援の充実した環境が整っています。

image03Q7. 将来、認定看護師を目指していますが研修制度はありますか?

A:赤十字には様々な教育研修のシステムがあります。日本赤十字看護大学フロンティアセンターでは認定看護師の育成を行っています。多くの施設が出張扱いで研修派遣を行っています。また赤十字幹部看護師研修センターでは日本看護協会のファースト・セカンド・サードレベルと同等の看護管理者研修を実施しています。

Q8. 助産師になりたいのですが、就職後進学はできますか?

A:日本赤十字社は、日本赤十字助産師学校を持っており、赤十字枠の推薦入学制度があります。就職後、助産師になりたいとお考えの方は、この制度を利用できます。さらに、各病院では、研修制度や奨学金などがありそれらを活用して助産師になることができます。