水戸赤十字病院(2019年1月)

専門領域 認定看護師 活動紹介
緩和ケア認定看護師 坂本 明子
県のがん診療指定病院であり年間2,600人前後の患者様ががんの診断を受け入院されています。患者様とご家族によりよい看護が提供できるよう、がん相談や患者サロン緩和ケアチーム・外来の運営、研修企画などを行っております。また、緩和ケア病棟への転院転棟希望の患者様ご家族と面談を行い、困りごとや今後の過ごし方について相談対応をしております。がんの治療は多様になり、患者様が抱える問題や治療の受け方はひとりひとり異なります。終末期の患者様ばかりでなく、さまざまなステージ、年齢のがん患者様とそのご家族の支えになりたいと考え活動しています。
皮膚・排泄ケア認定看護師 金成 尚子

掛川 春美

会澤 真実
私たちは褥瘡ゼロを目指した活動を行っています。褥瘡対策チームでの活動では、皮膚科医師やリンクナース、栄養士、理学療法士と協働し、褥瘡改善へのケアの提案、指導等を行っています。在宅での褥瘡ケアについても、医師や栄養士とともに指導を行っています。ストーマに関しては、ストーマ造設の予定患者様に対して手術前から手術後のストーマケア指導、退院後の生活を支えるためのケア相談や情報提供をストーマ外来として行っています。近年、下部直腸癌や肛門癌に対し、肛門を温存する術式が増えたことで、頻便や便失禁等の排便障害が出現した患者様の相談に対応しています。院内認定士として褥瘡ケアが出来る看護師を育成し、知識や技術を持ち、部署での褥瘡予防ケアに携われるよう支援しています。
感染管理認定看護師 白石真由美 高橋洋子
かからない うつさない ひろげない
患者様だけでなく、ご家族や職員、病院に係わるすべての人を感染から守ることが役割です。
安心で安全な医療環境の実現を目指しています。
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 砂押 公美
呼吸器内科・リウマチ科・神経内科など、各診療科医師やスタッフの信頼を得て院内横断的に活動しています。内部障害である呼吸器疾患患者様は、他者に「しんどさ」を分かってもらえない孤独感や息切れにより自分で出来ない喪失感、息切れや呼吸困難感に対する恐怖感など様々な体験をしています。そんな患者様、ご家族に寄り添った看護の提供をしたいと日々活動しております。
がん化学療法看護認定看護師 飯塚 悦子

秋山 千恵

佐々木友美
患者様のQOLを重視し、患者様にとって確実。安全・安楽な化学療法が継続できるよう、安全な投与管理や副作用に対応するためのセルフケアへの支援などを実践しています。また、看護師が質の高いがん化学療法看護ができるよう、スタッフへのコンサルテーションも可能な限り行っております。
摂食嚥下障害看護認定看護師 橋本 信子
食べられない(嚥下障害)原因を評価・アセスメントし、症状の改善に向けたケア、障害の状況に適した栄養管理(経管栄養・トロミ調整食品の使用など)を行います。また、摂食・嚥下障害に関連する疑問や問題、ケアなどについての相談を通して安全に食べるための看護を実践していきます。
糖尿病看護認定看護師 小野 裕美
糖尿病を持つ患者様やご家族の療養支援をするために、その人らしさを大切に寄り添った看護の実践に取り組んでいます。外来通院する患者様の療養相談・フットケア外来、インスリン導入・自己血糖測定の教育指導などの実践、手術を受ける患者様や、妊娠糖尿病や糖尿病合併妊婦などに関わり、小児から高齢者の患者さまへの糖尿病看護を充実させています。また、スタッフへの教育指導を行い、よりよい看護の提供に努めております。
認知症看護認定看護師 高岡 美保
入院という環境の変化は認知機能の低下をきたした認知症を有する方にとっては、大きなストレスとなります。これは、認知症の進行や悪化、行動・心理症状の出現に影響するとともに、治療の円滑な進行にも大きく影響します。患者様に寄り添い、その人の持てる力を活用しながら環境を調整することで、穏やかに入院生活が送れるよう支援していきます。また、認知症について関心が高まっていますが、十分に理解されていないと感じることがあります。院内だけでなく地域の方々にも認知症について知っていただき、認知症があってもその人らしく生活できるための支援を行っていきたいと思います。

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