葛飾赤十字産院
葛飾赤十字産院は、女性とこどもとそしてその周囲の人と環境にやさしい病院を目指し、東京都の地域周産期母子医療センターとして地域の母子のために24時間医療体制を整え、大学病院などの高次施設とも密接な医療連携を保持しております。
葛飾赤十字産院には、5名の認定看護師がおり、それぞれの専門分野において熟練した看護技術を有し、高い看護実践を通して指導や相談を行い、また医師や多職種と協働しています。
認定看護師の紹介
専門領域 | 担当者 | 活動紹介 |
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新生児集中ケア 認定看護師 | 看護師 髙田晶子 |
NICUに異動し5年が経過してリーダー業務や後輩指導の機会が増えた頃、根拠をもった看護実践や指導ができているか疑問に感じることが多くなり、より新生児看護を深めたいと思い、2017年に認定看護師を取得しました。半年間の研修において新生児看護を新たな視点で見つめ直すことができ、より個別性のある看護実践と後輩指導に繋げることができていると実感しています。子どもや家族へのより良いケアについて悩むこともありますが、先輩の認定看護師や他職種とも連携し、改善できるよう取り組みたいです。また、医療者だけでなく家族ともチームとして協働し、子どもの健やか成長発達を見守っていきたいと思います。 |
新生児集中ケア 認定看護師 | 看護師 山﨑香織 |
私は、NICUで7年経験し、自分の看護を見直したいと考えたことと、先輩の認定看護師のようになりたいと思ったことがきっかけで、今年度認定看護師になりました。現在は、教育課程で学んだことを忠実に守り、子どもや家族を中心とした看護を日々考え、実践しています。また、NICUのみならず、産科スタッフとも母乳育児やNICUに入院中のご家族の情報交換なども積極的に行っています。今後は、認定看護師の理解と普及に務めながら、多様なニーズに応じた質の高い看護をチームの一員として実践できるよう努力していきたいです。 |
皮膚・排泄ケア 認定看護師 | 看護師 三橋ひとみ |
NICU病棟で勤務をしている中で、どうしたら皮膚トラブルを予防できるのか、発生してしまった皮膚トラブルに対してどのようなケアを実施したらいいのか、とても悩むことが多かったです。そのため、専門的知識を学びたいと考え、2013年に認定看護師の資格を取得しました。現在はNICU病棟で勤務をしながら、予防的皮膚ケアや皮膚トラブルへの対処方法など、看護ケアの改善やスタッフへの指導を行っています。その他にも、産科病棟からの相談や、出産後の両親を対象とした新生児の皮膚ケアの指導、院内の衛生材料などの検討なども行っています。質の高い皮膚ケアが提供できるように、院内を横断的に活動していきたいと思っています。 |
感染管理 認定看護師 | 看護師 原田知子 |
感染管理担当者として、感染のリスクを最小限にし、患者さんやご家族、来院者、職員など、病院内のすべての人を感染から守るために、感染管理において病院全体のリーダーシップをとり、組織横断的に活動しています。 主に、病院内で問題となる微生物や感染症の発生状況を把握し、拡がらないように、手洗い指導や感染防止対策の推進に取り組んでいます。 現場から相談や報告を受けて、職員が根拠に基づいた感染防止ケアを実践できるように、専門的な視点を活用して確実な根拠を持って支援することは楽しく充実しています。 |
新生児集中ケア 認定看護師 | 看護師 高橋麻希 |
私は2007年に新生児集中ケア認定看護師の資格を取得し、NICUで勤務しています。自分自身が急性期の子どものケアを実践するだけではなく、一緒に働く後輩を積極的に指導できるよう関わっています。またこれまでNICU内での業務改善を他のスタッフと一緒に取り組んできました。 2014年度からは同じ分野の認定看護師が増えたため、一緒に子どもにとって良いケアとは何かを考えこれまで以上にパワーアップしていきたいと思います。 |
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