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大森赤十字病院(2018年09月)

認定看護師の紹介

専門領域 認定看護師 活動紹介
がん看護専門看護師 吉村美樹
倉持亜希
大森赤十字病院は、平成25 年度より東京都大腸がん診療連携協力病院に認定され、平成29年度より部位追加指定として肝がんについても認定を受けました。現在は、がん診療に力を入れ大腸がん・肝がんに関わる診療科だけでなく、がん診療に関わる多くの診療科の医師や薬剤師、栄養課、リハビリテーション課、MSW など多職種で協力し、チームでがん患者さんやご家族を支える体制づくりを行っています。また、緩和ケア認定看護師やがん化学療法看護認定看護師、がん性疼痛看護認定看護師とも協働し、がん診療と看護の充実に向け、研修などを行っています。
慢性疾患看護専門看護師 境美幸
今井由佳
慢性病と共に生きる患者さんは、日常生活の中で我慢を強いられたり、多くのものを失ったり、諦めたり、孤独を感じたり、様々な苦悩を抱えています。またその患者さんを支えるご家族も、多くの困難や葛藤を抱えています。先の見えない不安の中で、患者さんやご家族が病いとともに自分らしく生きていけるように、一緒に悩んだり考えたりしながらセルフケアできるように支援を行っています。また、患者さんを支えるためのチーム医療の推進やご家族・医療スタッフの相談・教育に取り組んでいます。
小児看護専門看護師 岩尾弓子
小児看護専門看護師は、あらゆる健康レベルにある子どもと家族に対し、最善の利益が守られ、子どもの成長・発達を見据えた看護を提供します。入院中の子どものきょうだいや、親や家族が病気という境遇にある子どもの支援も考えていきます。子どもや家族の力を引き出せるように、身近な存在として子どもへの分かりやすい説明を行い、育児相談の支援をしています。
また、地域や院内で子どもと家族に関わるスタッフが連携できるよう調整し、子どもと家族に寄り添い、質の高い看護を提供できるようにスタッフへの支援および教育に取り組んでいます。
緩和ケア認定看護師 大島佐和子
緩和ケアはがんの診断期、治療期、社会復帰、再発、終末期のあらゆる時期の患者さんとご家族の苦痛の緩和を目的としています。主な活動として患者さんとご家族に対して疼痛を含む身体的精神的苦痛の緩和、療養場所の選択の支援、当院で手術をした患者さんを対象としたリンパ浮腫ケアを行っております。また、緩和ケアはチーム医療ですので、医師・薬剤師・栄養士・リハビリスタッフ等とチームを組んで、患者さん及びご家族の苦痛への対応と、病院職員への緩和ケアの知識と技術の普及をはかっています。平成26 年度からがん患者さんが同じ病気の方と語り合える場として、「がんと共に生きるコース」「がん患者サロン」を開催しています。
がん化学療法看護認定看護師 箱崎緑
石井祐子
がん化学療法治療を行う患者さんに対し、安全・確実・安楽な治療が受けられるよう、日々の看護実践を行っています。がん化学療法治療は、長期にわたり不安や副作用症状と向き合います。そのため、患者さんの苦痛が最小限になるようにサポートし、精神面でのフォローやセルフケア指導が重要となります。また、日々新薬が開発されるがん化学療法薬は、安全な取り扱いに関しての知識や技術の普及が不可欠です。医師・薬剤師などと連携をもち、勉強会・説明会などの企画・運営を行い、常に統一した看護ケアが行えるよう努めています。
皮膚・排泄ケア認定看護師 渡邊由美子
皮膚・排泄ケアは、創傷・ストーマ・失禁に関連したスキンケアが中心です。創傷は、外傷・術後創・褥瘡などを医師と連携し、ケアをすすめています。中でも褥瘡は褥瘡対策委員会がラウンドを行い、ケアの充実を図っています。ストーマ(人工肛門・人工膀胱・腎瘻など)は、手術前から社会復帰後までの一連に関わり、入院・外来を通して患者さんの支援を行っています。失禁は社会生活に支障がないよう、オムツやパッドなどの調整をはかり、皮膚障害のケアを行っています。このように皮膚・排泄ケアは、予防段階から介入できるように専門的知識・技術の普及に努めています。
感染管理認定看護師 成毛佐知子
古屋野啓子
感染管理認定看護師には、患者さん・ご家族のみならず、医療従事者など病院内すべての人々を感染から守る役割があります。医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、事務職員で構成された感染制御チームに所属し、病院における感染防止対策の実務を担当しています。院内感染やアウトブレイクが発生しないよう組織横断的に監視・情報収集を行い、適正な院内感染防止対策の立案、実施、評価や現場職員へ助言や支援を行っています。
集中ケア認定看護師 力石彩
集中治療の対象は、重症疾患や急性期で状態が不安定な状態にありICU やHCU での管理が必要な患者さんとそのご家族です。看護師には病態変化を予測し重症化を回避するためのアセスメント能力や早期回復への援助のための専門技術、ご家族に対する精神面のフォローや意思決定への支援が求められます。主にICU やHCU を中心に、患者さんやご家族への看護実践やスタッフへの指導を行い、看護チームの専門知識や実践能力の向上を目指して活動しています。また呼吸ケアサポートチームとして医師、理学療法士、臨床工学技師と連携し、呼吸療法が必要な患者さんのQOL の向上やそこに携わるスタッフの教育に努めています。
救急看護認定看護師 石田仁美
救急看護は、危機状態にある患者さんの迅速で的確な救命、重症化しないような全身管理、病態の変化に応じて臨機応変に看護実践をすることが役割です。また、救命のみならず患者さん一人一人の健康段階に応じて、自宅療養の指導やご家族の心理支援も大切にしています。さらに、円滑な実践ができるように、医師、放射線技師、薬剤師、理学療法士など他職種と問題の共有につとめ、スタッフ教育ではフィジカルアセスメント、救命技術の質の向上のため他の認定看護師と連携し活動をしています。
手術看護認定看護師 岩崎由香里
手術中看護には器械出しと外回り看護があります。器械出し看護は手術の器械介助をして安全で円滑な手術進行をサポートする役割で体内遺残防止や感染予防に努めます。一方、外回り看護は麻酔や手術進行に応じた患者の生体反応を把握し患者の安全・安楽の確保と合併症の予防に努めます。さらに不安・緊張状態にある患者さんの精神的ケアと麻酔で眠っている患者さんのプライバシーを守り、安全で愛護的に手術が進行するように見守る代弁者・擁護者としての立場を担います。
認定看護師の活動は手術中の看護実践を通した指導・相談が中心です。また周術期看護を担う病棟新人看護師や術前・術後のリハビリに関わる理学療法士の方へ手術見学研修行い、周手術期の患者さんに提供される治療や援助が個々の患者様に寄り添った、質の高いものとなるように手術看護をお伝えしています。
認知症看護認定看護師 土井映一子
入院された認知症の患者さんが、安全に適切な医療を受けられるように看護実践を行っています。認知症の患者さんの残存機能に注目して、ADL が低下しないためのケアの提案を行い、認知機能に合わせたコミュニケーション方法をアセスメントし、認知症患者さんの意思を確認し、思いを尊重したケアを目指しています。看護師をはじめとする病院スタッフが認知症に関心を持ち、認知症患者さんのできることへ注目できるような教育を心がけています。また、高齢者の入院で多く発症する、せん妄対策にも力を入れています。医師・薬剤師・社会福祉士・理学療法士・管理栄養士と認知症ケアチームを立ち上げ、多職種で認知症ケアに取り組んでいます。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 中平やよい
脳卒中リハビリテーション看護は、脳卒中患者の重篤化回避のためのモニタリングとケア、活動性維持・促進のための早期リハビリテーション、急性期・回復期・維持期における生活再構築のための機能回復支援などの役割を担っています。医師やリハビリスタッフ、薬剤師、管理栄養士、MSWと多職種チームで関わり、在宅復帰にむけたプランニングを行っています。また、急性期リハビリテーションとして、早期離床に向けた援助、寝食分離の実践、入院早期から個々に合わせて必要なリハビリテーション看護を実践しています。
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 多田香代子
市場千恵美
慢性呼吸器疾患患者さんに対し、急性増悪の予防、生活者の視点にたったADL 拡大を目指した呼吸リハビリテーション、セルフケア能力獲得のための指導を行います。息切れを持つ患者さんの苦痛を理解し、患者さんが病いと共にその人らしく生きていくことができるように、看護の視点で多職種と連携しながら患者さんとそのご家族を支えていきたいと考えております。また、今後は包括的呼吸リハビリテーションの実施に向けて取り組んでいきたいと考えております。
がん性疼痛看護認定看護師 西田紗都子
がん患者さんは、身体的な痛みに加え、精神的、社会的、スピリチュアルペインといった、さまざまな苦痛を体験します。そして、その苦痛により患者さんの生活の質を著しく低下させてしまいます。がん性疼痛看護認定看護師の役割は、がん患者さんの苦痛を和らげ、その人らしい生活を取り戻すことができるように、手助けしていくことです。痛みを取り除くために、その人のライフスタイルにあった薬剤や投薬方法を検討し、色々お話を聞きながら、不安を取り除くよう、患者さんに寄り添い、ケアをしています。また、病院職員や、地域の方々にも、がんの痛みやケアの取り組みかたについての知識と技術の普及をはかっています。
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