原町赤十字病院
原町赤十字病院は、群馬県の北西部にある、緑豊かな自然に囲まれた病院です。病床数は227床と中規模ですが、災害拠点病院、第二種感染症指定医療機関、がん診療連携推進病院などの機能を持ち、地域の基幹病院として重要な役割を果たしています。
当院では現在1名の専門看護師、6名の認定看護師が看護の質の向上を目指し、活動しています。
専門看護師の紹介
専門領域 | 専門看護師 | 活動紹介 |
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がん看護 | 高平 裕美 |
患者様とご家族が、がんという病気を患い、治療を行う過程や病気に伴う症状によって体験するさまざまなつらさが和らぎ、“自分らしい生活”が送れるよう、お手伝いしています。患者さまとご家族に寄り添い、ともに歩んでいくことを大切にしています。 |
認定看護師の紹介
専門領域 | 認定看護師 | 活動紹介 |
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感染管理 | 嶋村 洋子 |
感染対策チームの一員として活動してきた経験を生かし、平成20年に感染管理認定看護師の資格を取得しました。資格取得後は院内の感染対策の基盤づくりに努めたほか、認定看護師会の立ち上げなどに関わりました。現在は、感染管理専従業務を経て病棟管理業務を行う傍ら、専門看護師・認定看護師の活動の相談役などを行っています。 |
感染管理 | 冨沢 陽子 |
2012年に当院で2人目の感染管理認定看護師になりました。現在は医療安全推進室で感染管理専従看護師として活動しています。 「医療関連感染低減と安全な医療提供」を目指し、委員会活動や勉強会、コンサルティング等を通して感染対策の更なる普及に努めています。 組織横断的な活動から情報収集を行い、また問題点を提起してもらうこともありますが、病院職員が協力的で助けられています。 院内の活動だけではなく、地域にも目を向けて取り組んでいきたいと思います。 |
皮膚・排泄ケア | 山口 文子 |
私は平成23年に資格を取得し、創傷(褥瘡)・ストーマ・失禁ケアを中心にスキントラブルの予防と治癒を目的に、病院内を駆け巡って活動をしています。 褥瘡チームの主体となり、年に2回、褥瘡予防の研修会を開催し院外の方にも参加して頂いています。平成16年からストーマ外来を開設し、退院後のストーマケアや生活上のサポートをしています。 病院スタッフは認定看護師の役割を理解し、活動を支援してくれています。 |
がん化学療法看護 | 松井 加奈 |
現在3人に1人が、がんに罹患する時代です。 化学療法は、抗がん剤の目覚しい発展により、がん患者のQOL改善や、症状緩和に貢献しています。しかし、抗がん剤には様々な副作用が出現します。外来での治療が増加し、患者さんは自宅で様々な副作用に対応していかなければなりません。治療を受けている患者さんは、様々な不安を持ちながら治療を続けています。 その様な患者さんを支える為に平成23年に資格を取得し、病棟や外来で化学療法を受ける患者さんの副作用のマネージメントや精神的ケアを行っています。 |
乳がん看護 | 柳沢 ちぐさ |
平成24年度に、乳がん看護認定看護師資格を取得しました。現在は病棟と乳腺外来に勤務しています。いまや、15人~16人に1人が乳がんになる時代です。乳がんは早い段階で発見すれば命が守れる病気と言われています。にもかかわらず、日本では検診を受けていない女性が多いことが、大きな問題と言われています。 そこで「地域密着型」という当院の特徴を考慮し、今後の課題は地域性をふまえた啓発活動に重点を置いた活動の展開を目標としています。特に乳がんの自己検診法や、定期的な乳がん検診の必要性などといった情報提供などを行い、吾妻郡内の乳がん受診率の向上と、早期発見の道しるべになれるよう地域貢献の一環として取り組んでいきたいと考えます。 そして、いつでもここに来れば相談が出来るといった安心感をもっていただき、多くの女性が「乳がん」という病気に対して向き合い、悩みを一緒に考えながら歩んでいけることを強く願います。 |
糖尿病看護 | 髙橋 まゆみ |
平成25年度に糖尿病看護認定看護師資格を取得しました。糖尿病は自覚症状が乏しく、自己管理が継続されにくい病気と言われています。また、糖尿病が進行すると全身に合併症が及んでしまう怖い病気です。治療では生活習慣の改善が求められることがありますが、今までの生活習慣を変えることは容易なことではありません。糖尿病とともに生活していく上で、患者さん一人一人の生活スタイルに合った生活習慣の改善や療養生活の送り方をどのようにしていけば良いのかを患者さんと一緒に考え、生活のヒントが見つかるような関わりを目指しています。現在の主な活動内容はフットケア外来や糖尿病教室の開催、糖尿病患者さんへ療養相談を行っております。病院の理念に基づき、地域に密着した活動をしていきたいと考えています。 |
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