看護部教育方針
- 根拠に基づいた看護を行い、リフレクションできる実践者を育成する。
- 人間性豊かな思いやりのある行動ができる看護職員を育成する。
新人看護職員の育成
ひとりの新人に一人の決められた先輩がつき、学習支援や精神的なサポート行うプリセプターシップ導入しています。また、悩みや不安、看護の楽しさを分かち合い、共に成長するために、サポーター制により、同期の仲間を支援し合える体制をとっています。
新人研修年間計画
研修名 | ねらい |
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看護師の基本的態度と姿勢 | 臨床の場面を通して、看護職員としての基本的姿勢・態度について考える。 |
安全確保の技術 | 安全な医療・看護を提供するために、自分のとるべき行動がわかる。 |
標準予防策 | 感染予防の考え方がイメージ化できる。 |
看護技術を支える3要素 | 療養環境を整えることを通して、看護技術を支える3要素(医療安全確保・患者家族への説明・的確な判断に基づく看護技術の提供)を考える。 |
看護実践の基礎: 看護記録・パソコン操作・看護診断 |
看護記録基準に沿って看護記録の概要がわかる。 電子カルテの操作方法がわかり、看護業務に活用できる。 NANDA-I看護診断の概要と診断方法がわかる。 |
看護必要度 | 重症度・医療看護必要度が診療報酬に関わっていることがわかる。 看護必要度の適正な評価方法について理解する。 |
看護実践の基礎: クリニカルパス |
クリニカルパスの概要がわかり、医療・看護で活用するツールであることを理解する。 |
フィジカルアセスメントと援助技術 | 日常ケアに必要なフィジカルアセスメントの必要性と方法を理解する。 |
ME機器(ポンプ操作) | 輸液ポンプ・シリンジポンプを正しく使用できる。 |
褥瘡予防 | 褥瘡予防に関する知識・技術を学ぶ。 |
感染予防 | 感染予防の考え方がイメージ化できる。 |
患者体験 | 患者体験をすることで、患者を尊重した看護のあり方を考える。 |
栄養管理の基礎 | 栄養管理の基礎知識を得る。 |
接遇・メンタルヘルス | 赤十字施設の職員として誰に対しても「人道」に基づいて行動できる。 患者さんに寄り添い、安心感を提供できる接遇を理解し、実践する。 |
救命救急処置の技術 | 患者の急変に気づき、救命蘇生のために医療チームの一員としての役割を果たす。 |
多重課題 | 多重課題場面における自己の傾向と課題を知り、対応能力を高める。 |
苦痛緩和・安楽確保の技術 | 苦痛緩和・安楽確保の技術について理解し、臨床で指導を受けながら実践できる。 |
倫理研修 | 看護の倫理的問題点に気づく能力を養う。 |
臨終時の看護 | 患者・家族が安楽な臨終を迎え、満足するお別れをするための援助技術を学ぶ。 |
グローバルヘルス | 所属部署や所属施設だけでなく、地域の関連施設、日本国内・国外へと関心を向けることができる。 |
サポート会 | 入職によって起こる悩みや不安を、打ち明けることのできる人間関係を形成し、リアリティーショックに対応しながら、職務継続ができる。
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他部署体験研修 | 自部署の専門性にとらわれず、様々な疾患・病態の患者に関わることで、より広い視野でアセスメントする思考過程と、看護実践に必要な基本的な知識・技術を習得する。 |
新人看護師の研修風景
<臨終時の看護>
<臨終時の看護:グループワーク>
<ME機器(ポンプ操作)>
<救命救急処置の技術>
<サポート会>
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