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平成23年度のブロック内研修

平成23年度赤十字医療施設東部ブロック看護係長研修会

【研修テーマ】

看護師の人材育成に生かすリフレクション

【研修目的・目標】

看護リフレクションを体験し、自己の看護実践や看護師への教育的なかかわりを見つめ直し、自己の役割を考えることができる。

(1) 教育におけるリフレクションの意味を理解し体験する。
(2) リフレクションを通して学び合う組織作りについて考えることができる。

【講師】

東めぐみ先生

駿河台日本大学病院看護部教育担当師長
慢性疾患看護専門看護師

【開催日】

平成23年11月26日(土)・27日(日)

【会場】

足利赤十字病院 講堂

【参加者】

赤十字病院で働く看護係長40名

【研修の様子】

研修参加者は事前課題として、過去に自分が体験した看護実践を1200字程度にまとめ、研修に参加した。
研修は、東先生の講義とグループワークを中心に進められ、研修参加者は、二日間熱心に取り組んでいた。提出された事前課題の中から、先生が1事例を選び、事前にメールのやり取りを通して、リフレクションをしたものを研修の教材として使用した。
研修では、それぞれが持ち寄った看護実践の事例を互いに発表し合い、最終的にグループの中から1名の事例を取り上げ、それをさらにグループでリフレクションを進めて行き、本人すら気づかなかった実践に潜む価値や意味を見出して行った。

東先生は、看護リフレクションを行う意味について、以下の様に述べている。

  1. 看護師には、実際の事象を探究的に思考しながら看護実践を行うことが求められている。
  2. リフレクションは、看護師の「核になる実践事例」を分析的に振り返り、経験から学ぶことができている。経験の質が変化し、患者の状況に沿った、より質の高い看護が実践できると考えられている
  3. 看護師は豊かな看護経験を持っているため、自己の看護実践を振り返る方法を修得する事ができれば、その患者にとっての看護の意味を考えながら実践する事ができ、看護を確かなものにし、誇りと自信が持てると考えられている。

研修参加者は、看護リフレクションの方法を体験的に学び、今後それぞれの施設で、新人看護職員教育や中堅看護職員教育など、様々な場で実践する予定である。そして、自らの看護実践についても、リフレクションしながら成長していくものと考える。

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平成23年度赤十字医療施設東部ブロック師長研修会報告

h23_03【研修内容】

日程
平成23年9月17日
場所
日本赤十字看護大学

9月17日(土)に、日本赤十字看護大学において研修会が行われました。

 研修テーマは、「看護における倫理問題を考える」、講師は赤十字看護大学学長の高田早苗先生です。

 参加者は、関東近辺の赤十字病院20施設から集まった38名の師長です。
 研修は、午前中が講義、午後は持ち寄った事例をもとにグループワークを行いました。
 講義では、抑制やインフォームドコンセントなどの具体的な事例をもとに、患者さんの立場に立って医療・看護のあり方を考えることの重要性や、看護師長として看護の質を考えていく時に倫理は欠くことができない視点であることが強調されました。

 午後のグループワークでは、参加者の事例をもとに倫理問題を考えていきました。日頃看護師長は、第一線で患者さんの権利擁護のために色々な問題に取り組んでいます。同じ立場として共感し合いながら、どのグループも熱心に問題解決のためにどうしたら良いのか討議していました。最後に先生からの胸のすくようなコメントをいただき、それぞれにこれからの看護管理に役立てる何かを得て終了しました。

【平成23年度赤十字医療施設東部ブロック師長研修会に参加して】

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武蔵野赤十字病院 外来看護師長 齋藤恭子

今回の研修への参加が決まり、あらためて「看護における倫理問題を考える」のテーマを見て、期待に胸が膨らんだ。看護倫理については、一時期興味を持ち、外部のセミナーに参加したこともあったが、臨床現場での活用に至るまでの内容ではなかったと記憶する。しかし、それは内容の問題ではなく、内容の理解ができていなかったことに、約10年経った今、研修を通して気がついた。今回、2時間の講義の中に、倫理問題に対応する為に必要な、人間の尊厳を基盤に成り立つ、各原則や概念等の内容が凝縮されていた。午後からのグループワークを通して、事例の状況に含まれる倫理的問題の確認と看護者として何を優先するのか、講義の内容に基づいて検討していったことで、グループワークと講義が融合できたと感じた。あと1例、検討できたら、もっと理解を深めることができたのではないかという思いが残る、充実した研修だった。

今までは看護管理者として、倫理的意思決定を強いられた時、自分の価値観に頼ることが多かった。しかし倫理的行動をとるためには、倫理的感受性、倫理的推論、態度表明、実現の4つの要素が重要であることを、グループワークを通し理解することができた。論理的推論を行う際に「看護者の倫理綱領」「医療における倫理原則」「リスボン宣言」を参考にすることで、解決の道筋が見えてくることも実感できた。同時に、赤十字人としての私たちには、「赤十字の基本原則」が基盤にあることも忘れてはならないのではないだろうか。

臨床の現場では倫理的問題が発生した際、管理者が当事者になることは少なく、看護スタッフが当事者となり、報告を受け対応することが多い。その際の患者への対応、スタッフへの対応では、どちらが悪いかという視点になりがちだが、「守るべきものは何か」を判断できることが、管理者に求められる能力の1つである。医療の倫理だけで考えず、その人にとっての意味、価値を考え、問題の背景や仕組みに目を向け、看護師としてできること、なすべきことを考えることで倫理問題を考える際の手がかりとなり、倫理的行動につながることが認識できた。

今後は、研修で得た知識や看護倫理ワークショップの進め方を活用して、自部署での倫理教育を検討していきたい。

緊張感を解きほぐしてくれる楽しい研修でした。

【東部ブロック看護師長研修会に参加して】

葛飾赤十字産院 川岸 真由美

h23_05今回の研修は、「看護倫理」と「日常の看護実践」とを結びつけ、整理して考える機会となりました。特に講義やグループワークの随所にあった講師の高田先生のコメントは、師長としてやるべきこと、考えるべきことに焦点を当てて下さり、今後の実践に非常に役立つ視点を学ぶことができました。

また、午後からのグループワークで取り上げた各病院師長の事例は、どれも非常に重く苦しい判断を強いられる事例でした。悩みながらも判断する過程を共有し振り返ることを通して、あらためて師長の役割の重さを認識させられました。

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