新人教育方針
新人看護職員研修は、看護実践の基礎を形成する大事な研修と位置づけています。
まずは入職時のリアリティショックを防ぎ、基礎教育で学んだことを土台に、段階的に看護過程や看護技術の習得を行います。
また現場特有の多重課題や患者の安全の確保なども現場で学んでいけるよう、研修支援体制を構築します。
新人教育目標
*看護師の基礎となるレベルⅠ取得が新卒者の100%をめざします。また、期間を細かく分けて目標を設定しています。
4月:山梨赤十字病院職員としての自覚を育て、職場環境に慣れる
5~6月:状態の安定した患者の受持ちを行う
7~10月:急性期、重症患者の受持ちを行う.夜勤看護を行う
11月~:他部門等と連絡を取りながら受持ち患者の看護展開をする
2月~:キャリア開発ラダーレベルⅠ取得
新人看護師の教育内容と日程
「OFF-JTと現場の一帯」を目的に、教育委員会のもと、新人研修のほとんどを教育担当者が担っています。また各部署ではプリセプター制をとっています。
前半は基礎看護技術や与薬、静脈注射、採血といった侵襲を伴う処置について学習します。後半は輸血、麻薬、人工呼吸器、BLSといった急性期、重症患者に対応するための学習をします。また、夜勤オリ、多重課題、急変時のシュミレーションといった学習が現場でされます。
大きな特徴としては、3ヶ月評価(6月)、リフレッシュ研修(7月)、5ヶ月評価(8月)、夜勤の振り返り(10月)、成果のプレゼン(2月)と定期的に時間を設け、同期と語らい、プラスのフィードバックをもらい、モチベーションアップにつながるようにしています。
年間スケジュール
年間スケジュールはこちらをご参照ください。[エクセルファイル:23KB]
新人看護師の研修風景
災害時の対応
4月第1週目.院内で災害が起きたらどうする?机上シュミレーションで学習します
参加者:新人看護職員と他職種の新入職員も共に学習します
危険な薬剤の取り扱い、与薬の準備
4月第3週目.各部署の教育担当者から指導を受けます
参加者:各部署の教育担当者と新人看護職員全員
皮下・筋肉内注射、採血、吸引
自慢のシュミレーターをフル活用しての実習です
参加者:各部署の教育担当者と新人看護職員全員
リフレッシュ研修
恩賜林公園でバーベキューと野外レクでを楽しみました。教育担当者のリフレッシュも兼ねています。
参加者:各部署の教育担当者と新人看護職員全員
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