平成22年度看護係長研修会報告
【研修内容】
日程:平成22年11月27日、28日
場所:日本赤十字社葛飾赤十字産院
【研修の様子】
東部ブロック看護部長会では、平成22年11月27日、28日の2日間にわたり係長研修会を日本赤十字社葛飾赤十字産院にて開催しました。
講師には、駿河台日本大学病院看護部教育担当責任者の東めぐみ先生を迎え、東部ブロック20施設から40名の係長が参加しました。
研修テーマは「看護師の人材育成に生かすリフレクション」ということで、まず講義で看護におけるリフレクションの意味と方法を学びました。更に、参加者が持ち寄った事例をもとにリフレクションの実際を体験しました。グループワークを通して、日頃行なっている看護実践を振り返ることで、その意味を考え看護の価値に気付くことができました。参加者は、東先生の細やかなご指導により、ひとつの事例がより豊かに広がりをもっていく体験を共有することができたのではないでしょうか。
【東先生の講義を真剣に聞いている係長】 |
【真剣にグループワークをしています】 |
【グループワークの成果を発表しています】 |
【研修参加者の感想】
成田赤十字病院 富樫寛子
研修に参加し、スタッフのナラティブを読み込む際に今まで以上に深めていくことができるようになりました。何気ない声かけや行動の意味を考えてフィードバックするよう意識しています。また、自分の行動も振り返ると根拠に基づいて行っていることに気づきました。「看護」をより広くとらえることができる研修でした。
山梨赤十字病院 渡辺満穂
今回の研修から看護実践の場でリフレクションを行っていく意義が高いこと、自分が普段おこなっている看護が、最良のものなのか問いかけながら日々業務をしていく大切さを学びました。また、係長という立場でスタッフの手本となり良き指導者となれるように、またスタッフのモチベーションが上がるように病棟作りをしていきたいと思いました。
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