7月に新人看護師 リフレッシュ研修を行いました!
4月に元気に入職してきた新人さん達は、6月を過ぎる頃からチョッピリ元気がなくなります。それは臨床の現場に入り、少しずつ仕事に慣れてはくるものの、「先輩の足手まといになるばかりで、自分は何もできない・・・」と自信を失ってしまう時期が、6月~7月頃のようです。
そんな新人さん達がリフレッシュでき、元気をチャージできるようにと、毎年、この時期にリフレッシュ研修を行っています!
新人さんも、担当している先輩看護師も楽しみにしている研修です!!
<ヨガで心身共にリフレッシュ> | |
・・・瞑想・・・ | |
<ヨガでリフレッシュ後、みんなで話し合い> | |
「嬉しかったこと・辛かったこと・看護師になって良かったこと」みんなでワイワイ話合い・・・みんな頑張っているんだな!明日からまた頑張ろう!
新人さんの感想
【3-3病棟 星香奈子(会津若松看護専門学校卒業)】
私はこの病院に入職し、現在5か月目を迎えました。配属先の病棟では、日々少しずつ成長している自分を感じる反面、失敗して落ち込んだり、できない自分に悩むことも沢山あります。まだまだ分からないことだらけの社会人1年目で、地元から離れ不安も多くありました。
そんな中、7月に行われた新人フォローアップ研修では、同期が集まり、ヨガやグループワークを行いました。ヨガは、今回初めて行いましたが、講師の先生が来てくださり、とても本格的で貴重な経験となりました。
日ごろの緊張や疲れがほぐれ、身も心もリラックスした時間を過ごすことができました。グループワークでは、4月に入職してから今までで、自分が感じていることなど話し、また他の病棟の同期の気持ちも聞くことができました。グループ内でお互いに思いを聞くことで、仲間も頑張っているんだな、私ももっと頑張らなくちゃ!と感じることができ、看護師として働く上での自分なりの志のようなものを改めて実感しました。
また、自分の経験、仲間の経験をお互いに知ることで、今後の目標なども新たに増えたように思います。その後、模造紙に意見をまとめ、全員の前で発表しましたが、私が辛いと感じている時に同期も同じように何かで悩んでいて、また努力しているのだということ、私が仕事に充実感や喜びを感じている時に、同期もまた同じように感じているのだということが分かり、なぜかとても心強い気持ちになりました。
同じ志を持ってこのさいたま赤十字に入職した仲間がいて、自分たちの成長を支えてくださる先輩方がいて、私はとても恵まれた環境のなか頑張ることができているのだなと思いました。
今回この時期に、このような研修の時間を設けていただいたことに、本当に感謝です。決意新たに、身も心もリフレッシュできましたので、これからさらに自分の目指す看護師像に近づけるよう頑張っていきたいです。
【3-2病棟 麻生実奈(埼玉県立大学卒業)】
入職して右も左も分からない状態から4ヶ月があっという間に過ぎ、先輩方にご指導いただきながら少しずつ業務にも慣れることができました。しかし、それと同時に知識が足りない・効率よく動けない・アセスメントが浅い・何をやっても時間がかかる・・・等自分のダメな部分を日々感じるようになり、「自分はいつまでたっても成長していない」「いつも先輩に迷惑をかけてばかり」と思うことが多くなっていました。
そんな中でのリフレッシュ研修。研修にはヨガのプログラムが組まれていました。実は先輩から「とってもいいよ」と聞いており、同期と会えること同じぐらい楽しみにしていました。
講師の先生の掛け声に合わせてゆっくり深呼吸しながら、眼を閉じていると入職式のことを思い出しました。4ヶ月前ガチガチに緊張しながら同じ場所に座っていた時から今までのことを思い出し、あの頃に比べれば少しは成長できたかなと思いました。あの時は4ヶ月後の自分がどうしているか、どのようになっているかまったく想像がつきませんでしたが、今は自分が4ヵ月後、1年後、3年後・・・どうなっているか・どうなりたいか目標ができました。
ヨガの後にグループワークを行ったのですが、そこでは、働いている先輩たちに申し訳ないと思いつつも日々の業務を忘れ、辛かったこと・うれしかったこと・失敗したこと・自分が成長したなと思ったことなど時間を忘れて話すことができました。話しをしてみると、みんな自分と同じような事で悩んでいたり、つまずいていたりと、失敗談で話がとても盛り、「自分だけじゃないんだ。みんな一緒。」となんだか安心することが出来ました。
まだまだ先輩方に迷惑をかけながら仕事をしている状態ですが、患者様に頼りにされ先輩・てきぱきと仕事をこなす先輩・いつでもやさしく話しを聞いてくれる先輩、そんな素敵な先輩方を目標に頑張っていきたいと思います。少し落ち込んでいたこの時期にみんなと話せて本当に良かったと思います。
同期で励ましあい、先輩や多くの人に支えてもらいながら、それぞれのペースで成長していくさいたま赤十字病院の新人たちです。