長岡赤十字病院について
当院は明治6年に開設された病院が源流となっている、歴史の長い病院です。
現在は、新潟県の赤十字医療活動の拠点として、また救命救急センター、新潟県基幹災害医療センター、地域医療支援病院として、地域の急性期医療だけでなく、地域連携センターを中心に在宅支援へも注力しています。
また、平成24年4月6日に日本医療機能評価機構より病院機能評価Ver.6の認定をいただきました。 平成14年の初回認定、平成19年の更新認定に引き続き3回目の認定となります。
これからも、地域に根ざし、安心・安全、信頼と納得の得られる医療サービスを提供すべく当院は努力してまいります。
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基本方針
患者さんの人権を尊重し、良質の医療を提供します。
地域の皆様に信頼される病院づくりに努めます。
地域医療に寄与し、安心できる医療の提供に努めます。
院長:川嶋禎之より
長岡赤十字病院は信濃川河川敷に新築移転して早いもので、18年が経過いたしました。
今では川西のアピタとその向かいの病院、があたりまえの風景になってきましたが、移転当初は、回りにコンビニひとつない荒地にポツリと建った建物でしたので、隔世の感があります。
病院移転を契機に病院の規模と機能を拡張し、「がん診療」、「小児・周産期医療」、「救命救急」、そして赤十字病院の使命でもある「災害救護」を中心として、地域の医療連携の拠点となる病院を目指して一歩一歩進んでまいりました。
がん診療では、地域がん診療連携拠点病院として診断/治療の機器/人員を充実させて参りました。また、小児周産期、については総合周産期母子医療センターを立ち上げ、新生児集中治療室(NICU)の充実にも努めてまいりました。救急においては、救命救急センターを中心に長岡中越二次医療圏の三次救急を担ってまいりました。特に、中越地震/中越沖地震の発災時は関係各位のご協力の下、新潟県基幹災害医療センターとしての役割を果たさせていただきました。さらに、この経験を踏まえ、東日本大震災に際してはいち早く日赤救護班を現地に送るなど、災害救護体制の整備にも努めてまいりました。
平成16年から始まった新医師臨床研修制度の中では、若い医師を育てるための臨床研修指定病院という教育機関としての役割を担ってまいりました。 これまで述べた活動は公益財団法人医療機能評価機構による病院機能の評価と認定を受けることで、常に第三者の目を入れながらチェックしております。また、一病院で完結する医療から地域全体で役割分担して医療/介護を進めていくという方向に時代の流れが変わってきている中で、当院の地域の病院・診療所との強い連携、救急医療、研修の体制などが評価され平成23年より県から“地域医療支援病院”として認められてもおります。
このように病院の機能を高め、進歩させていく理由の第一は“患者さんの健康と命を守るため”です。ただし、優秀な職員がいなければ病院の存続自体が危うくなります。職員にとって、働きやすく、使命感をもちながら、自己実現を目指すことのできる職場を目指す努力も水面下で続けております。
これからも「がん診療」、「小児・周産期医療」、「救命救急」、「災害救護」、「地域の医療連携」を中心に、安全で質の高い医療を提供できる、患者さんと地域に信頼される、そして職員が仕事に誇りを持てる病院を目指し一歩ずつ進んでいきたいと考えております。
今後とも、ますますのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【院長紹介】
昭和53年に新潟大学を卒業
平成5年に長岡赤十字病院長に就任
専門分野:整形外科
病院概要
病院名 | 長岡赤十字病院 | |
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住所 | 〒940-2085 新潟県長岡市千秋2丁目297番地1>地図はこちら | |
病院種別 | 急性期病院、DPC対象病院 | |
開院日 | 昭和6年5月1日 | |
役員 | 院長:川嶋禎之 副院長:小池正、富樫賢一 副院長兼看護部長:遠藤玲子 |
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職員数 | 1,254人(平成27年1月現在) | |
病床数 | 661床 | |
患者数(1日平均) | 外来 | 1,594.7人(平成25年度) |
入院 | 566.3人(平成25年度) |
診療科目
内科、精神科、神経内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、矯正歯科、形成外科、産科、リウマチ科、リハビリテーション科
施設認定・主な機能
臨床研修指定病院
臨床修練指定病院
救命救急センター
救急告示病院
新潟県基幹災害医療センター
移植医療の臓器提供施設
エイズ治療の拠点病院
総合周産期母子医療センター
地域がん診療連携拠点病院
地域医療支援病院
院内施設・活動
【院内学級「おおぞら学級」】
おおぞら学級は長岡赤十字病院に入院中の児童を対象にした病院内学級です。
長期療養中の入院児童を対象に、病院と緊密な提携のもとに学校教育を行ない、 生活の喜びと精神的安定を与えることを目的としています。
病弱教育の目標として、入院児童の学習の遅れを最小限度にくいとめ、安心して治療に励み、病気を克服していけるように教え励まします。
【病院ボランティア】
病院ボランティアは、病院においでになる患者さんの不安を取り除いてくださる大切な存在です。
ただいま当院では約25名の方が活動しておられます。
活動内容は、再来受付機でのご案内や、各科への車椅子介助、小児科外来・病棟での読み聞かせや紙芝居、小児科病棟の壁面飾りつけなど、それぞれ得意な分野で患者さんや来院される方の手助けをしていただいております。
沿革
昭和6年5月 | 財団法人長岡病院より日本赤十字社新潟支部病院に移管(新潟県支部長岡病院) | |
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昭和9年10月 | 日赤町に病院新築 | |
昭和18年2月 | 長岡赤十字病院に改称 | |
昭和20年8月 | 空襲により本館の外郭を残し全焼 | |
昭和31年12月 | 本館一部増築 | |
昭和33年6月 | 戦災復旧工事も兼ねて本館2階屋上に3階部分増築 | |
昭和41年4月 | 救急病院告示 | |
昭和44年7月 | 第一期工事 2号館新築、交通救急医療センター、人工透析室開設 | |
昭和52年3月 | 看護学校校舎新築 | |
昭和54年11月 | 第二期工事 1号館新築。未熟児室開設 | |
昭和57年11月 | 第二期工事の延長工事 3号館新築 | |
昭和58年4月 | 本館病棟改装増床、新潟県救命救急センター、健康管理センター開設 | |
平成3年11月 | 院外処方せん発行による医薬分業化開始(眼科外来) | |
平成6年2月 | 4週6休制試行による第2・第4土曜日休診 | |
平成8年11月 | 災害拠点病院指定 | |
平成9年4月 | 看護専門学校移転開校 | |
平成9年9月 | 新病院開院、オーダリングシステム稼働 | |
平成10年4月 | リウマチ科部設置 | |
平成12年3月 | 臨床研修病院指定 | |
平成12年5月 | 全科で院外処方せん発行による医薬分業を開始 | |
平成13年4月 | 病診連携室設置、院外広報誌「あさのは」発行開始 | |
平成14年1月 | 医療機能評価「一般病院B」認定 | |
平成15年10月 | 総合周産期母子医療センター指定 | |
平成16年10月 | 中越大震災により被災するも、病院機能に影響なく、診療継続 | |
平成18年8月 | 地域がん診療連携拠点病院認定 | |
平成19年2月 | 病院機能評価Ver.5「一般500床以上」認定 | |
平成19年3月 | 場外離着陸場(ヘリポート)竣工 | |
平成19年4月 | 教育研修推進室設置 | |
平成19年7月 | 中越沖地震により被災するも、病院機能に影響なく、診療継続 | |
平成20年7月 | がん化学療法病棟拡充 | |
平成22年2月 | 看護支援システム稼動 | |
平成22年3月 | リニアック棟完成 | |
平成23年10月 | 地域医療支援病院認定 | |
平成24年4月 | 病院機能評価Ver.6「一般500床以上」認定 | |
平成24年4月 | 完全週休2日制導入に伴う土曜完全休診化 | |
平成24年4月 | 地域連携サポートセンター 開設 | |
平成24年4月 | 中越地区ドクターヘリ基地局としてヘリポートの活用開始 | |
平成25年5月 | 救急外来(8床)減床 (病院病床数699床 稼動病床数673床) | |
平成26年1月 | 入院部門へ電子カルテ導入 | |
平成26年2月 | リウマチセンター開設 | |
平成27年2月 | 入院支援センター開設 | |
平成27年7月 | PET/CT稼動 |
お問い合わせ
電話番号 | 0258-28-3600 |
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メールアドレス | jinji@nagaoka.jrc.or.jp |
ホームページ | http://www.nagaoka.jrc.or.jp/ |