スタッフ

那須赤十字病院

認定看護師
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スタッフ紹介文タイトル

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チーム医療を推進する認定看護師の活動

専門領域 担当者 活動紹介
がん化学療法
認定看護師

郡司 洋美
現在、化学療法センターに勤務しています。
がん化学療法は、治療の選択肢が増え、複雑化し、長期に治療を受けられる方もいます。日々の関わりの中で、がん化学療法を受けられる患者さんが治療を納得して、安全、安楽に治療を受けることが出来るように、患者さん、ご家族を支援していくことを心がけています。そして、医師、薬剤師など他職種とも連携を取り、様々な問題を抱えている患者さん、ご家族のケアを行っていきたいと思います。
がん化学療法看護
認定看護師

福島 慶子
(2008年修得)
現在は化学療法センターで勤務をしています。数年前に比べると治療を受ける患者さんの増加、治療の向上とともに複雑化が進行しています。まずは第一に患者さんが安全に抗がん剤の投与が出来るように心がけています。また、副作用予防・出現時の対策・心理的社会的支援など個々に合わせた対応・活動をしています。院内の多様な問題にも対応をしていきたいと思います。
がん看護
専門看護師td>

水野 恵美
「がん患者さんに私が出来ることはなんだろう」。私が看護師として抱えていた課題でした。私が感じていたがん患者さんは、常に過酷な状況に置かれ、困難と対峙している姿であり、それに対する看護は・・・無力でした。しかしある時がん患者さんが「あなたと話したことで元気をもらえました」との言葉を頂きました。うれしさと同時に「看護にも出来ることがある」と気付かされた瞬間でした。その後、大学院でがん看護を学び、その奥深さを知りました。今では、がん看護専門看護師として看護理論を紐解きながら、がん患者さんの持つ生きる力を信じて看護をしています。
がん看護
専門看護師td>

檜山 千春
2015年にがん看護専門看護師となりました。緩和ケア病棟勤務を経て、現在は呼吸器内科病棟でがんによって生じる辛い症状を緩和するための緩和ケアが提供できるよう日々奮闘しています。また、緩和ケアチームの一員として、院内の緩和ケア提供がスムーズに行えるための支援も行っています。学んだ知識を多くの医療スタッフと共有し、がん患者さんとそのご家族の辛さが軽減できるよう、日々努めていこうと思います。
感染管理
認定看護師

仲澤 恵
(2001年修得)
感染管理認定看護師は、院内感染のリスクを低減するために、ICT(Infection Control Team)多職種のメンバーと協働しています。
今般の新型コロナウイルス感染症のパンデミックでは、ひとたび院内感染が発生してしまうことによって、患者と医療従事者の命が危険にさらされること、医療機能の崩壊を招きかねないことを痛感させられました。これからの私たちは、新型コロナウイルスと共に生きることを前提に、暮らし方そのものを変えていかなくてはなりません。
院内感染のリスク低減のためには、医療従事者だけでなく、一人ひとりの日頃からの予防と早期発見につながる行動が重要になります。
今や、単一の医療機関だけで感染対策を行うことは困難です。地域の医療機関や行政機関との連携も重要な役割であり、感染管理認定看護師の必要性はますます高くなっています。
自己の役割を認識し感染管理をとおして地域連携に貢献できるように努めていきたいです。
感染管理
認定看護師

藤田 明美
2020年から脳外科病棟に異動となりました。吸引、経管栄養、人工呼吸器など多くの看護処置を実践しています。ベッドサイドからの患者・医療スタッフとともに考え、継続できる感染対策を行っていきたいと思います。
緩和ケア
認定看護師

髙橋嘉子
2015年から訪問看護ステーションで活動しています。病気の診断を受けた時は治療のみならず日常生活面や経済面など多岐に渡り気がかりが増えると思います。利用者様やご家族が少しでも「良かった」と思える時間が持てるよう、地域の方々と連携と図り協働し支援をしています。院内の外来や病棟など他部署とも連携を図り、レスパイト支援なども行いながら少しでも希望される場所でより良い時間を過ごせるよう活動を行っています。また、院内のがん関連のリソースナースと連携し教育や研究にも取り組んでいます。
集中ケア
認定看護師

福西 由貴子
はじめは、自分自身に何が出来るのか、何をするべきなのか日々迷いながら進んでいました。しかし、徐々に周囲の理解を得て、一緒に活動をする仲間も増え、現在ではICU内での活動だけでなく、RSTや院内教育などを行っております。今後も自己研鑽を積み、患者様の早期回復に少しでも手助けが出来るよう、努力していきたいと思います。
新生児集中ケア
認定看護師

松本 麻依
2012年に資格を取得しました。自分自身の出産や育児での経験を通し、赤ちゃんの生命力と親子の深い絆を実感したことが、この資格を志すきっかけでした。日々目の前にいる子ども達を観察していると、ひとつひとつの行動に意味があり私たちにメッセージを送ってくれています。言葉はなくても感じる対話で、最適な環境を整える看護を目指しています。大切なことは、個別性を重視した成長発達への支援です。個性を伸ばし、子どもだけではなく親へのケア、社会的支援を含め、健やかで幸せな未来へのサポートをすることも重要な役割です。そして退院した後は外来で相談を受け、継続支援につなげます。
これからも、常に笑顔でほっと安心できるような関わりを、スタッフと共に頑張ります!
糖尿病看護
認定看護師

磯 みゆき
糖尿病は、発症してから長い生涯をかけて付き合っていかなければならない疾患です。
療養支援を行っていく中で合併症を発症している方や、どのように糖尿病と付き合っていけばいいか悩んでいる方が多くいらっしゃいます。そういった方の気持ちに寄り添い、その人らしい人生が送れるよう専門知識と技術をもって関わっていくことが課題と考えています。その中で大切にしていきたいことは、患者さんやご家族の歩んできた軌跡を理解すること。そして、患者さんが大事にしていることを大切にし、人生に喜びや楽しみを感じながら過ごすことが出来るように、他職種の方々と連携を図りながら療養支援を行っていきたいと思います。
また、少しでも合併症の進行を遅らせられるよう、患者さんを一人の生活者として捉え、無理のない生活を送れるよう多職種のスタッフと一緒に関わっていきたいと思います。
糖尿病看護
認定看護師

相馬 幸子
糖尿病看護認定看護師となり10年が経ちます。
これまで糖尿病リンクナースや内分泌代謝科医師、栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、透析看護認定看護師、他にも多くの方々の力をお借りしながら、沢山の糖尿病患者さんの療養支援をさせていただいてきました。
インスリン注射を安全安心に毎日実施していただくための注射指導や支援環境の整備、血糖測定から自身の体の理解していただき療養に生かすための支援、その方の生活や嗜好を大切にした食事・運動療法をうまく取り入れるための療養相談、糖尿病腎症からくる透析予防のための療養指導などを行っています。
今でも糖尿病療養支援の難しさに壁にぶつかることがあります。患者さんの理解、そして治療や自己管理の支援について学び続けることの大切さを日々感じております。
糖尿病治療の進歩、超高齢化社会の到来、ICTの拡大やAI導入、災害増加など、患者さんを取り巻く環境の変化にあわせて糖尿病の療養支援も変化してきています。
患者さんの思いと生活、人生観などその方を尊重する姿勢を礎に、これからも糖尿病チームのチーム力強化と、地域の方々との連携に努め、糖尿病をもつ方の療養生活の支援に取り組んでいきたいと考えております。
透析看護
認定看護師

飯村 中二
気月透析を始め、血漿交換、ビリルビン吸着、薬物吸着、エンドトキシン吸着などに取り組んでいます。維持透析患者さんとの関わりを通して、療養生活で困っている事など相談にのれるようにしています。スタッフへの教育も大きな役割です。勉強会やケースレポートなど計画を立てて実践しています。糖尿病教室では、糖尿病人証を担当しています。腎臓は、沈黙の臓器と言われているため自覚症状のない段階から理解が必要です。腎臓の働きの手作りの模型を使用し分かりやすく説明を行い、理解を深め合併症予防に努めています。透析治療においては、医師・看護師・臨床工学技士との連携や環境調整を行い、透析合併症予防を目標に取り組んでいます。また、糖尿病看護認定看護師・管理栄養士と連携し、糖尿病透析予防指導を実践し、透析予防にも力を入れています。
認知症
認定看護師

黒崎頼子
白井愛海
本橋久枝
当院には3名の認知症看護認定看護師がおります。
入院により病院という特殊な環境の中で、治療の場であると同時に生活の場であることを意識しながら、本人や家族の視点に立ち思いに寄り添えるよう常にコミュニケーションを通した関わりや触れ合いを大切にしています。病棟ラウンドや認知症ケアチームの活動を通して、入院環境を整え認知症状の悪化やせん妄予防のため多職種と連携し看護の波及を行っています。
2020年4月からもの忘れ外来が始まりました。認知症によって様々な不安を抱く御本人と対応に苦慮する御家族の思いを汲み取り、自宅で安心して生活が過ごせるように自宅環境の調整やケアの方法を一緒に考えたいと思います。
不妊症看護
認定看護師

相馬 みどり
不妊症看護の対象は、不妊治療を受けるカップルへの支援の他に、妊娠・分娩・産褥・育児期への継続したサポート、思春期や成人期の若年者への健康教育、AYA世代がん患者の妊孕性温存への支援などがあり、多岐にわたります。院内では、体外受精教室を開催し、患者さんが治療について理解を深め、納得した治療を受けられるように支援しています。患者さんはそれぞれ悩みを抱えながら治療を受けており、各々に合った支援が必要であると日々感じています。医師・胚培養士・臨床心理士・他科スタッフとの連携を大切に、患者さんの意思を尊重しながら、寄り添った看護を心がけていきたいと思います。
慢性心不全看護
認定看護師

佐藤 晴美
心不全は、あらゆる心臓の病気の終末像であり増悪と寛解を繰り返しながら、ターミナル期を迎えます。私が勤務している、循環器病棟には様々な循環器疾患の患者さんが入院されており、心不全における一次予防の段階から携わらせていただく事もあります。心不全になってからの介入ではなく、塩分・水分管理、内服薬管理や禁煙などの患者さんの取り組みによって心不全を予防する事ができるため、患者さんの価値観を尊重した、生活調整を心がけて介入させていただいています。なかには、心不全増悪を繰り返すことで、身体の機能が低下してしまい思うように療養生活を送れない患者さんもおり、患者さんが望む生活を叶えるためには、どのような調整を行えばよいのか、医師や薬剤師、栄養士、リハビリ担当者、臨床工学技士、在宅看護に携わるスタッフと協働して、心不全看護を展開しています。患者さんが病と折り合いをつけながらも、「最期まで自分らしく」を大切にした看護ができるよう日々研鑽していきたいと思います。